~福岡城跡~太古のロマンを感じる(2)~
皆さん、こんにちは。ホテルニューガイアドーム前でございます。
暑かった夏も過ぎ、秋らしくなってきた今日この頃。
今回は日本100名城である福岡城の紹介をいたします。
関ケ原の合戦戦功により、筑前52万石の領主となった黒田長政が1601(慶長6)年から7年の歳月をかけて築城しました。
城郭構造は梯郭式平山城で、天守閣の存在は定かにはなっていませんが、大、中、小の各天守台と47の櫓が配された名城でした。
博多湾から眺めると、大空に舞う鳥のような姿の城であるため、別名・舞鶴城とも呼ばれています。
明治維新後、大半の建物が解体や払い下げにより失われましたが、石垣や縄張りがほぼ当時のままの姿をとどめているため国の史跡として指定されています。
現存する多聞櫓(たもんやぐら/国指定重要文化財)をはじめ、祈念櫓や下之橋御門、(伝)潮見櫓などの建造物も見ごたえ十分です。
また堀には県指定天然記念物のツクシオオガヤツリが自生しています。
城内には万葉歌碑があり、もとの平和台野球場付近では、昭和62年12月に鴻臚館(国指定史跡)が発見されました。
黒田氏のゆかりの地が備前国(現在の岡山県)の福岡だったことから、福岡城と名付け、そのあたり一帯を福岡と呼ぶようになりました。
これが近現代の市名・県名にもなっています。
【舞鶴公園(福岡城跡)】
入場料:無料、散策自由
駐車場:園内駐車場141台(有料)
アクセス:
・地下鉄:「赤坂」「大壕公園」下車 徒歩8分
・西鉄バス:「平和台・鴻臚館前」「城内美術館東口」「大手門」下車 徒歩5~8分
・福岡シティーループバス「ぐりーん」:「9平和台・鴻臚館前」「17福岡城址・福岡市美術館東口」下車徒歩5分
□日本100名城スタンプ設置場所
<福岡城むかし探訪館・鴻臚館跡展示館・三の丸スクエアの3箇所>
開館時間:9:00~17:00
休館日:年末年始(12月29日〜1月3日)
入館料:無料
是非、訪ねてみてはいかがでしょうか。