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福岡の伝統工芸品 ~博多織~
皆さんこんにちは!ホテルニューガイア薬院でございます。
今回は、福岡の伝統工芸品の一つでもある、博多織のご紹介をさせて頂きます。
福岡の伝統工芸品として700年以上の歴史を持つ博多織は、初代の福岡藩主が幕府への献上品に選んだ特別な織物で有名です。
『献上博多、博多献上、献上柄』と呼ばれる伝統的な柄には子孫繁栄・家内安全の意味が込められており、
博多織や博多のシンボル模様として福岡の街中でよく使われているのを目にする事ができます。
例えば、献上博多織は青・赤・紺・黄・紫の5色からなり、五色献上とも呼ばれています。
青は「仁」、赤は「礼」、紺は「智」、黄は「信」、紫は「徳」をそれぞれ表し、運が良ければ福岡市内を五色献上柄のタクシーが走る姿をご覧頂く事ができます。
日本各地の織物のなかでも博多織の帯が人気だったのは、江戸時代に帯刀をする武家や武士に「一度締めたら緩みにくく、崩れにくい」と特に重宝されていました。
その後は歌舞伎役者や落語家、講談師といった日本の伝統芸能を演じる方々にも愛用され、今現在も人気を呈しております。
また最近では普段着に合わせてコーディネートする事もできる、博多織のネクタイや財布、名刺入れやスマホケースといった小物アイテムやインテリアアイテムも充実し、多種多様な種類の商品も増えてきています。
ぜひ福岡へお越しの際には、お土産や大切な方、ご自身へのプレゼントにいかがでしょうか?